タイのLGBTQ事情 2023

一般/お役立ち

ここ近年で様々な国が自国の問題と向き合い日々事情が変化しています。
この記事ではタイのLGBTQ事情について管理人の知る限りの事を主観を添えて書いていきます。

タイのLGBTQ事情

タイでのLGBTQについて

微笑みの国、タイはアジアの中でもLGBTQに対して寛容な国としていわれており、一説によるとタイでは性別が18種類もあると言われています。

実際にタイに訪れるとデパート、飲食店、行き交う人々など街の至る所で多種多様なセクシャリティの方を見かけます。
筆者もタイに訪れるまではトムボーイ(いわゆる男性的な見た目の女性)の方を実際に見かける機会は日本にいた頃にはありませんでした。
文化としては日本でも人気になったBL(ボーイズラブ)ドラマもかなり昔から放映されていましたし、色々なドラマにはかなりの確率でオカマちゃんキャラが登場していたりします。
小学校や中学、高校などには必ずと言っていいほど自分を隠さず「女の子キャラ」全開の生徒もいたりします。
そういった環境が当たり前のためなのか、特にLGBTQに関してはあまり抵抗がない、と筆者は実感しています。
ただしこの国に限った話でなくどの国にも言えることですが、LGBTQ嫌悪な人は少なからずいますし、学校などでイジメがないわけでもありません。
容認されているからこそ真剣に相談できるような公的なサポートは無いに等しいですし、特に政治やハイソとされている人々の中ではカミングアウトはタブーとされる傾向にあります。

タイで同性婚はできる?できない?

LGBTQに対して寛容なタイですが、実はタイではまだ同性婚は認められていません
ここ数年で同性婚実現に向けてかなりの動きがあり、アジアで2番目に同性婚が認められるのでは、と非常に期待されていましたが、LGBTQ関連以外にも様々な政治的な要素が絡み合い先送りにされているのが現状です。(政治的な細かな話はここでは割愛させていただきます)
現在、新首相に選出された代表者が所属するタイ貢献党は、今年(2023年)の選挙時に同性婚に対して前向きな考え方であると公表していたと記憶しているので、筆者個人的に蜘蛛の糸を辿るような淡い期待を抱いています。

タイのLGBTQイベント

タイでは様々なLGBTQの方向けのイベントが一年を通して数回行われています。
その中には公的なイベントもあればそうでないイベントもありますが、どちらかと言うと後者の「そうでないイベント」の方が圧倒的に割合は多いです。

  • 2月 バレンタイン
  • 4月 ソンクラン
  • 6月 プライドマンス、LGBTQプライドパレード
  • 12月 ホワイトパーティ

上記は代表的なイベントばかりですが、他にも豪華客船で行われるクルーズパーティや有名ホテルでのプールパーティなど数えるとキリがありません。
その為特に大きなイベントや頻繁にイベントが行われるのは上記の時期についてご紹介します。

バレンタイン

バレンタイン自体は少し日本と形式は違うものの昔から存在しますが、ここ数年でSNSなどで頻繁に拡散されているのがこのバレンタインのイベントです。
内容はと言うと、あくまでもイベントではありますが、カップル証明書のような証書を市役所などが発行してくれると言う物です。
少しずつ人気が出ているせいもあってか、年々行列が長くなっています。
直前にならないと開催場所が分からないので、中々参加するにはハードルが高そうです。
もちろんカップルでの参加となります。

ソンクラン

毎年決まって4月13〜15日に行われるイベントで、特にゲイ男性向けのイベントとしては一年を通して最も盛り上がる時期の一つです。
本来ソンクラーンとはタイの旧正月にあたり、水を使った祭儀的なものが長い時を経て現在の形式となり、今では世界中からとんでもない数の人が訪れるほど人気のある水掛け祭りとなりました。
タイでは一番暑い時期で人々は水鉄砲やバケツなどを手に、知らない人同士で水を掛け合い楽しみます。
特に多種多様な国の人が非常に多く訪れる「カオサン通り」や健全に遊べる「サイアム」エリアが有名で、セクシャリティを問わずあらゆるイベント会場が信じられないほど盛り上がります。
日本でいう新宿2丁目のようなバンコクのゲイを代表する街、シーロムエリアは歩くのが困難なほど混雑します。
ゲイ男性向けのイベントも多く、特に有名なのがFake clubで行われるイベント、2023年はセントラルワールドと言う大きなモール内で行われた「G circuit」などが盛り上がります。
またローカルゲイクラブでも水掛けを行っていたりします。
ただし毎年事故や怪我人が出る時期でもあるので、旅行で訪れる場合にはご注意を。

プライドマンス+プライドパレード

6月はプライドマンスとしてアメリカをはじめ、日本やタイなど様々な国で多様性や性的マイノリティの権利や平等を啓発したり、文化やコミュニティーを支持する活動を行う期間です。
コロナ前までは各地で散発的に行われていたプライドパレードも近年では6月に行われるようになりました。
またWホテルなどの5つ星ホテルでもプライドマンスにちなんだイベントや食事などが提供されます。

2023年のプライドパレード

  • バンコク 6月4日
  • パタヤ 6月24日
  • チェンマイ 5月28日
  • プーケット ※パレードではなくプライドフェスとして6月5日にイベント開催

ホワイトパーティ

毎年年末に数日間の日程で行われ、ソンクランにも並ぶビッグイベントの一つがこのホワイトパーティ。
普段はイベントに出ないようなタイ人のゲイ達もこぞってこのイベントには参加したりします。
ソンクラン(2023年)と同様にセントラルワールドのイベント会場で開催され毎年漏れなく非常に盛り上がりを見せています。
前回2022年の年末に行われたイベントではリトルマーメイドの映画の影響か海がテーマとなり会場をシャボン玉が飛び交う仕掛けなども見られた。
主にアジア圏の様々なタイプのイケメンが大集合し豪華なイベント会場を埋め尽くしました。
2023年のスケジュールは12月28日〜31日となっており、イベントチケットも既に販売が開始されています。
4日間のナイトパーティ参加チケットで約35,000円、1Dayチケットでも12,000〜16,000円ほどしますが一度は参加してみる価値はあるんじゃないでしょうか。

またこのホワイトパーティが終わった後はそのままシーロムのゲイクラブに行く人も多く、そちらも入場に行列ができるほど混雑していたりします。
ある程度コスパがよく立地の良いホテルなどは比較的早く埋まってしまうので、早めに予約することをお勧めします。
マッチングアプリなどを入れておけば近くに滞在している人も沢山出てくるはずです。

ホワイトパーティについての詳細やチケットの購入はこちらからhttps://whitepartybangkok.com